「猿飛佐助 闇の軍団 天の巻」(2004年)
特撮組の俳優さんたちがたくさん出てるので、
いつかは見なきゃな~とは思ってたんですけど、
松方さんメイン
だと聞いてたので、正直、まんま時代劇で、
ありがちな感じなのかな~と、
なかなか手が出ませんでした。
吉岡毅志くん見たさに、今回
やっと重い腰が上がったわけですが・・・
監督さん、ごめんなさい(笑)
ありがちだなんて、とんでもない。
とても斬新な名作でございました。
何と言っても映像のインパクト、
これは、ほんとにすごいです。
色を上手に使ってて、これが実に見事で美しい。
まんまな時代劇じゃない分、
衣装や、出演者の髪型や、言葉なんかも
かなり独創的で、これが逆に魅力。
殺陣とかには、詳しくない私ですが、
それでも、すごいな~と感心してしまうほどの殺陣でした。
有名な時代劇とかで、よく目にする、
さくさく進む、型どおりのあっさりしたそれではなく、
もっとリアルで、しんどそ~で、痛そ~で、
殴り合いのシーンなんかの拳も、
いちいち重くて、どすって感じで・・・。
忍者って、とってもしんどくて、
孤独で、大変な仕事だったんだな~と、
変なところで感心してしまいました(笑)
出てくる若い役者さんたちも、
皆さん頑張ってましたよ。
撮影、大変だったんだろうな~。
特に、才蔵役の吉岡くんは、若い子の中では
一番出番も多く、とーぜん、覚えなきゃならない
台詞も、殺陣も、運動量もハンパない感じ。
「ウルトラマンガイア」の時が20才。
才蔵やったのが、24才。
オトコノコって、たった4年で、
こんなに変わってしまうのね~と
息子の成長を影ながら見守る母親状態(笑)
ほんと、よく頑張ったよ、タケシくん。
松田賢治さんは、渋くて素敵だったし、
泉政行さんも相変わらずきらっきら。
弓削っち&山口祥行さんの卍&鉄丸コンビなんて、
ちょー極悪非道で、めちゃくちゃ素敵。
ああ・・・血が似合うわ~(うっとり)
小助役の本田博太郎さんと
鉄丸役の山口祥行さんとの壮絶な戦いの時には、
「ああ~っ!!!田所さんが、加賀美父をぉ~っ!!!
ゼクトの内乱よぉ~っ!!!」
と、思わず叫びたくなったほど(笑)
大口兼悟さんも、出番は少なかったものの、
どんな汚れ役でも、美しさだけは
隠しようがないってとこはさすが(笑)
いや~ほんとに、まじで何回も見返してしまうほど、
すばらしい作品でした。
4話完結のこのお話。
一応、全部見終わったので、感想頑張って書きます。
あ・・・そうそう・・・オープニングのテーマ曲の
♪だっだっだだっっだっだっだだらら~だっだっだだっだ~っ♪
ってのに血が騒ぎました(笑)